ほんの少し手袋をしないで外気に手を晒してたらもの見事に右手の甲が皹てました(^_^;;)
いよいよ本格化する寒さの中、今宵も引き続き“RICOH”【GXR+P10KIT】に関するレビューをお送りする訳ですが纏まった時間が夜中にしか作れない為、例によって外観編も数回に分けてお送りしたいと思います。

外観編・第一回目はカメラユニット【P10 28-300mm F3.5-5.6 VC】です。
このカメラユニットは所謂、【CXシリーズ】と同等のレンズと撮像素子を組み合わせて設計されています。
撮像素子は言わずと知れたSONY製裏面照射型CMOSの初号機です( ̄ー ̄)
しかし、【CXシリーズ】とは一線を画すのは繰り出し式レンズながら防塵加工がされてる事でしょうか。【CXシリーズ】を使っていて何に気を遣うって、レンズ内部に埃が入らないように常にブロアー吹く羽目になる事でしたから。この一眼並みの仕様は大変有り難いです。

それにしてもいくら防塵仕様とはいえ、紙粉塗れのカサカサと音を立てるビニールにくるまれてるのも“RICOH”の無印パッケージ理念なのでしょうが、この鏡胴付近をぐるぐる巻きにしている弱粘性のビニールシートは出来れば止めて欲しいですねぇ。
後述しますが、大変な粗相をしでかしてくれましたから(爆)

↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)側面からのアングルに切り替わります。
昨夜はソフトケースとお伝えしましたが紐解いてみるとなんとポーチでした(笑)
しかも底面こそクッション素材ですが、ユニットが四角い底面なのになんで普通のレンズポーチのように丸いのか理解に苦しみます。
まぁ、生地がペナペナな薄さの上に大きさもこのレンズユニットに合ってもいないですし、もう一本カメラユニットを買うまでは本体と合体しっ放し確定なのでこのまま個装箱に戻しておきます。

先程の弱粘性のビニールシートを取り除くと中々端正なマスクのカメラユニットがこんにちは、してくれます。

↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)Before/Afterします。
ユニットの向かって左側には本体との接点があるのですが購入当初はカバーがなされています。形状的にここが一眼カメラとは大きく違う処ですよね。 まるで一昔前のPCとプリンタを繋ぐような出で立ちの端子なのですから。

端子キャップの裏はこんな感じです。
意外と華奢そうにみえますが、端子に填め込むと意外ときっちり食い付くので落としてしまう事はなさそうです。

カメラユニットの背面はおそらく共通でしょうが複雑に入り組んだレールが走っています。このレールを僅かでも歪ませると合体・分離に支障を来す事間違いないので合体前にはブロアーで埃を吹き飛ばした方がよさそうです。
なんせここには何の保護カバーもありませんからね。
複数のカメラユニットを仕舞えるケースか何かにダミーのレールが設置してあってそこにスライドして仕舞えるなんて製品があれば欲しいですけど、実用上効率的ではないので実現は難しいかなぁ。

ユニットの底には銘板シールが貼られてるのですが、先程の弱粘性のビニールシートが殊もあろうにこの銘板シールも一緒に綺麗に剥ぎ取ってくれたのには正直焦りました。
まぁ、剥がれた理由は製造されてから三ヶ月程度ユーザーを待ち侘びる間に銘板シールと弱粘性のビニールシートが仲良くなり過ぎた事とこのカメラユニットの銘板を貼る凹部分まで筐体と同じ梨地の焼き付け塗装を施してる為にシールの粘着材が食い付かなかった事が原因のようです。
こういう細かい処の抜けは正直、痛いので今後のユニットは見直して欲しいと思います。
だって、この手の光学製品でシリアルNo.を刻んだ銘板が簡単に剥がれるなんて、あってはならない事ですから。

さて、一眼カメラにありがちなレンズ交換時に使う指標みたいなのがありますけど、これは何かなぁ。
と、ここでそう言えばレンズキャップは【LC-2】に交換するんだったなぁと思って、【LC-2】を開梱してみると・・・・

取り付け方がしっかり記載されてました。
取り付け例は【S10】になってましたけど、リングキャップ取り外しボタンがあるかないかの差なので無問題でしょう。

任意の先程の指標同士が合わさるようにリングキャップを反時計回りにに廻すとコロンと取り外せました。

↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)裏側の写真に切り替わります。
【LC-2】を取り付ける前に元々附属していたレンズキャップを見ておく事にします。 おそらくこのまま日の目をみないままになってしまうでしょうからね。
小口径ながら何気に堅実な作りで好感が持てますね。
わざわざキャップ押さえのバネ式ギミックを仕込むなんて手数が掛かってますよ。

↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)裏側の写真に切り替わります。
対して【LC-2】はビスを使ってはいないので安っぽく見えますが、中々この1枚1枚の展開する羽根に取り付けられた極小トーションバネの繊細さは特筆ものです。
よくもまぁ、こんな大陸弾道弾のハッチのようなモノ、考えついたものです。

リングキャップを外す時とは真逆に指標同士を合わせて時計回りに【LC-2】を廻せば御覧の様に取り付け完了です(^_^)b
さて、今宵は中途半端ですがここまでとさせて頂きます。
この続きはまた明日以降になるかと思います。
では(^_^)/〜
※関連リンク
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