でも、一昨日、首都圏を直撃した台風19号の爪痕が一夜明けた昨日、至る処で河川が氾濫してると言う形で徐々に分かり、八年前の大震災とはまた違う災害の形を見せつけられては流石にどんよりしてしまっても仕方のない事です。
しかも河川の氾濫は東日本全域の至る処で発生しており、報道されてないだけかもしれませんが暴風による被害が圧倒的に少なく感じました。一ヶ月前の台風15号による暴風による被害が頭に刷り込まれ過ぎて、所謂、雨台風と呼ばれる部類の大型台風である認識とそれに対する警戒を促す事が十分でなかった事も災いしているのでしょう。それ以上に有史以来、日本にとっての鬼門である水害に対する対策が二十一世紀の現代ならば十分であろうと誰しも思っていたのに軽々と乗り越えられた事に強く戦慄します。

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そんな打ちのめされた昨日は朝から雲一つない青空でしたが明日はまた少し雨が降る様で夕方からは秋らしい雲が浮かび始めました。

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眩しいくらいの夕焼けでもあったので本当に雨が降るの?と思ってしまいました。だって、東京23区内もまだ幾つかの河川が氾濫と言う爆弾を抱えているのは間違いし、そもそも既に氾濫した河川の流域にお住まいの方はまだ水も引いてない処ばかりでしょうから、これ以上の追い打ちはどうかご遠慮頂きたいものです。

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たまにナイトラン&ウォークをしている目と鼻の先にある新中川のリバーサイドテラスと呼ばれる遊歩道部分もいつも以上に水位が上がっていてこれ以上水位が上がると遊歩道部分が隠れ始める一歩手前でした。夕方だったので水位が下がってこの位置なのか、それともこの水位を保って一昨日を乗り越えたのかは分かりませんが、間違いなくいつもより水位が上がってるのは間違いありませんでした。

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対岸の一部は公園みたいになっていて堤防になっていない箇所があって、もし水位が上がったら真っ先にあそこから崩れて水が流れ込むのではと思ってしまいました。夕方だったので散歩や走っている人が結構、居ましたが身の危険は感じないのかしらと思うのは私だけでしょうか。
随分前に熊本国体をお手伝いした際に、満潮時の島にあった港の桟橋と海面がぴったり揃っている不気味さを見ており、地元の方から絶対に近づかないでね、簡単に海に引きずり込まれるからと注意された事を鮮明に思い出して、私には遊歩道部分に降りる勇気はありませんでした。
今はただただ、水害と言う形で被災した地域の水が引く事と氾濫手前の河川達がこのまま順調に水位を下げこれ以上の被害拡大にならない事を祈るばかりです。
この記事へのコメント
K
水の力、、、というか圧力。津波もそうですが、どうにも想像できないのが余計にコワいですね>_<。
Virgo
本当に自然の圧は怖いです。
しかも、決壊しなくても危険水位が続くと浸潤する事でも壊れる事があると言われたらもう、為す術なしです。