日中は然程、感じない寒さですが朝晩は少しだけお布団から出るのを躊躇しそうになりますね。
さて、今日は昨夜と言いますか数時間前に観て来た映画のお話です。
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観て来たのは阿部寛さん主演の【SHOW TIME 7】です。この映画は10年ほど前の韓国映画『The Terror, Live』のリメイクとの事で5年前に観た【見えない目撃者】同様に良い脚色がなされている事を期待して臨みました。
本作は阿部寛さん演じるラジオ局に左遷された国民的ニュース番組「ショウタイム7」の元人気キャスター・折本眞之輔の元に掛かって来た一本のテロ予告電話に端を発し、爆弾によって密室化された生放送のスタジオを舞台に繰り広げられる犯人とのリアルタイム交渉劇の体をなすサスペンスエンタメの様なものでした。
今作はなんと声優の内山昂輝さんがキャスティングされている事を知り何処でどんな風に声だけで登場するのかワクワクして観た結果は何と内閣官房危機管理審議官訳でした。
いつもと違う渋めなトーンで演技されててちょっと意外な感じ、それがまた良かった。
結局、犯人役は声からは聞いた事があるのに登場するまで分からず、登場した瞬間、映画の内容と今、世間を騒がせてる事と妙なシンクロに( ̄▽ ̄)としてしまいました。その協力者は阿部さん演じる折本と序盤にTV局ですれ違っており、顔を見せてなかったけどきっとキーマンだなぁと言う演出がなされてて登場した瞬間にこれは何かあるなって感じで楽しませて貰いました。
エンディングにいく演出もそうですが、どんな重大な事件が報道されようともそれより大きな事件があれば簡単に上書きされてしまう皮肉めいた演出に今、実際に起きてる事も流されてしまうって事に怒りにも似た感情が湧き起こりました。
それじゃ、ダメなのに繰り返されてしまう。
何処かすっきりしないエンディングでしたが、生見愛瑠さんのキャスターっぷりが凄くて同じ回を観てた方でも最後まで生見愛瑠さんだとわからない人も居て吉田鋼太郎さんもクランクアップになって気づいたって話は盛ってない事が証明されて( ̄▽ ̄)として劇場を後にしましたとさ。
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